TERMAN TAO

TERMAN TAOは、耐久性に優れた「新世代」のロングレンジマニピュレータです。最初のユニットは2016年に納入され、現在稼働中です。

LaCalheneの一連のマスタースレーブ・マニピュレータの最新の完全ロボット化バージョンであるTERMAN TAOマニピュレータは、オペレーターにとって常に最適な作業位置を確保し、振動を防止することで、労力と疲労を軽減し、正確性と効率性を高めます。

MT200 TAOから派生し、特許を取得した新たな設計で、斬新なスレーブアームを採用し、高い応答性と機械的連動、剛性、強度を兼ね備えたものとなっています。

このシステムの主な技術革新は次のとおりです。命令はオペレーターから電動マスターアームを使って提供され、スレーブの動きは一連の電動モータを通じて操作されます。マスターアームとスレーブアームの間に機械的なリンクはありません。

システムでは、オペレーターに対して全領域での高性能フォースフィーッドバックが提供されます。

技術的特性：

• ロボティックモード利用可能
• 剛性の向上
• 全領域での高性能フォースフィーッドバック
• 大型セルに完璧にフィット
• 伸縮型スレーブアーム
• フルバランス型
• トングの把持力は20 kg
• 両方のアームに7自由度があり動きを完全に再現できます（人間の腕に相当）